ピラティスの基本



ピラティスにはいくつかの基本事項があります。ピラティスの創始者であるピラティス氏が広めたオリジナル・ピラティスでは6つの守るべき基本があるとされています。

1、正しい呼吸

2、体の中心を意識する(センタリングといいます)

  ピラティスでは全ての動作は体の中心から動き出し外へ向かいます。

3、流れるようなスムーズな動き

  あるポジションから次のポジションへも動作を止めずなめらかに移行します。

4、動作の量より一つ一つの動作の質を重視する

5、勢い(反動)をつけず、自ら動きをコントロールする

6、意識を集中する

オリジナルから枝分かれした各流派(団体)のピラティスでも、数や些末な違いはあるものの、似たような基本を掲げています。これらを守ってピラティスを行うことによって、体の内部の筋肉をバランスよく鍛え、体の一部だけに負担をかけることを防げるのです。

ピラティスの基本姿勢は、仰向けに寝て、まっすぐ上を向くようにひざを立てます。腰の部分が床から浮かないように注意しましょう。両肩もしっかり床につけ、両腕から指までまっすぐ伸ばしたまま手のひらを下にして身体の横に置きます。

この状態でゆっくりと深呼吸をします。息をはくときは口を大きくあけて「ハーッ」とはきます。「フーッ」ではありません。ピラティスの呼吸は腹式呼吸ではなく胸式呼吸です。ですので、息を吸い込むときはお腹を膨らませるのではなく、肋骨が膨らみ横隔膜が下がることを意識します。吸うのもはくのも最低5秒はかけないといけません。そしてこの深呼吸を10回程度くりかえします。