ピラティスとヨガ・ジャイロキネシスの違い
ヨガとピラティスは同じスタジオで教えられることも多く、似たようなもの、違いがわからないという方も多いのではないかと思います。しかし、実際にどちらも体験してみると、その違いの大きさに驚くでしょう。
まず、目的自体が異なります。ヨガでは精神修養という側面がかなりのウェィトを占めていますが、ピラティスではインナーマッスルの強化や姿勢の矯正といった専ら肉体の補正を目的とします。
また、ヨガは独特のポーズをとって静止しますが、ピラティスでは絶えず動き続けます。ヨガでは特に道具を用いることはありませんが、ピラティスではバランスボールの他、リフォーマー・キャデラックといった特殊なマシーンを用いることもあります。
さらに、ヨガとピラティスはいずれも呼吸法が重要とされる点は共通ですが、ヨガは腹式呼吸、ピラティスでは胸式呼吸と用いる呼吸法が異なります。
ピラティス同様、アメリカのダンサーに支持されてきたメソッドとして、ジャイロキネシス、ジャイロトニックがあります。ジャイロキネシスはフリオ・ホーヴァスが1970年代に開発したメソッドで、当初は「ダンサーのためのヨガ」と呼ばれていました。ピラティスよりも筋肉の鍛錬に対する姿勢が積極的で、そのために円や回旋を描く動作をふんだんに取りいれています。ジャイロトニックはこのジャイロキネシスをマシーンを使って行えるように工夫されたプログラムです。いずれも人間の体が本来持っている様々な動き(反る、ねじる等)を組み合わせた動作を調整して体のバランスを整える事を目指します。
